従来のセーフティライトカーテンに比べ、肉厚なアルミケースを使用。（最薄部肉厚3mm）
振動や衝撃の多いアプリケーションに最適です。

セーフティライトカーテン最高水準を誇る最大検出距離20ｍを実現。
複雑な大型機械を取り囲むようなアプリケーションでも、反射ミラーを使用することで、セーフティライトカーテンのトータル台数を削減できます。

高機能のアドバンスドシリーズと基本機能に特化したベーシックシリーズの２シリーズをご用意しました。

コントローラに接続することなく、最大4台まで直列連結が可能（トータル256光軸まで対応）で、工数削減に貢献します。また、MOS（最小検出物体）の違う機種でも混在連結できるので、あらゆるアプリケーションへ柔軟に対応します。

日英言語切り替えができる液晶ディスプレイ搭載のPDMで、形MS4800シリーズのプログラミング、設定変更、トラブルシューティングが直感的に操作できます。
・５つのファンクションボタンで簡単操作。
・設定変更や本体ステータスのモニタリング。
・IP65対応。
・PDM接続中も安全出力は動作します。稼働状態でのモニタリングが可能です。

形MS4800シリーズ本体（受光器）に、オムロンSTI独自のIBI機能（個別光軸表示灯）を搭載。ビームしゃ光時や光軸が合っていない時、受光器の光軸ごと個別のLEDが点灯し、しゃ光状態であることをお知らせします。長距離で使用する場合でも簡単に光軸合わせができます。
また、エラー発生時には、エラーコード表示も行えます。（受光器のみ搭載）

セーフティライトカーテンの検出エリア内に機械設備やワークが存在する場合、そのままでは出力がOFFになり、設備を起動できません。
ブランキング機能で光軸を無効化することで、設備を止めることなく作業を継続できます。
安全性と生産性の両立を様々なアプリケーションで実現するために、4つのブランキング機能をご用意しました。

機械設備やワークなどが、検出エリアの一部を常にしゃ光する場合、その物体が検出エリア内で固定された（移動しない）アプリケーションに使用します。設定されたフィックスブランキング光軸以外の光軸がしゃ光されるか、フィックスブランキング光軸が入光状態になると、出力をＯＦＦします。

検出エリア内の合計しゃ光光軸数が設定光軸数（1または２光軸）を超えたときに出力をＯＦＦします。

機械設備やワークなどが、検出エリアの一部を常にしゃ光する場合、その物体が検出エリア内を移動するアプリケーションに使用します。ティーチングで設定したモニタードブランキングエリアから設備やワークが無くなるか、それ以外の物体で合計しゃ光光軸数が増加すると、出力をＯＦＦします。

形MS/ＭＳＦ4800Aの検知分解能を低減することで、最小検出物体のサイズを大きくします。
設定光軸数（１，２または３光軸）以下の連続したしゃ光光軸が何個検出エリア内にあっても、出力はＯＦＦしません。
設定光軸数を超える大きさの物体が進入した時に出力がＯＦＦします。
たとえば、運搬台車がロボットの作業エリアに接近するようなアプリケーションにおいて、台車の車輪のみ検出しないように設定でき、形MS/MSF4800Aを存在検知センサとして設置することができます。

機械装置内へのワークの供給など、定期的に検出エリアに物を通過させる必要がある場合、通過する度に出力がOFFになり、生産性の低下を招きます。
ミューティング機能で一時的にライトカーテンを無効化することで、生産性向上に貢献します。
また、使用するミューティングセンサの個数と配置方法によってアプケーションに応じた4種類のミューティングモードが選べます。

ISO13849-1（安全カテゴリ4、PLe）に対応、セ－フティライトカーテンの国際規格IEC61496-1、IEC61496-2に適合した、Type4セーフティライトカーテンです。
機械安全国際規格のIEC61508（SIL3）にも適合。
国内外を問わず、あらゆる場所で安心してご使用いただけます。

製品詳細はコチラ